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ブログ - 働きがいのある職場環境

日本の従業員が世界最低水準のエンゲージメントである理由(その1)

社長さん、「近頃の若者は…」が口癖になってませんか? 日本の従業員は「世界一やる気がない」 衝撃的な記事が目に付くこの頃ですが、本当でしょうか? 確かに、いわゆるZ世代は、私にも宇宙人に見えるときがありますが(笑) ですが、冷静に…

今年は日本復活の年になるか?(その3)

人的資本経営とエンゲージメントの関係性とは (前回の続き) これからの経営者は、人的資本経営をすべきだと投稿しました。 昨年あたりから、さかんに人的資本経営の必要性が叫ばれていますが、曖昧模糊として 中身がわからないままに使われて…

今年は日本復活の年になるか?(その2)

賃金と物価の好循環が実現するか? (前回の続き) 早くも、今年の春闘の話題がニュースで上がっています。 そして驚くべきことに、かって対立していた経済団体の首脳と連合の会長が、 あたかも共同戦線でも張っているかのように、賃金引上げを…

これからは「自営型」で働く時代(その5)

太田教授の新著を読んで。 (前回の続き) では、世界的にエンゲージメントが低いといわれるサラリーマンはどうしたらいいのか? 仕事柄、経営者の皆様から相談いただくことが多い内容です。 太田教授は メンバーシップ型、ジョブ型の働き方は…

これからは「自営型」で働く時代(その4)

太田肇教授の新著を読んで。 (前回の続き) 詳しくは、太田教授の新著を読んでいただきたいのですが 教授が提唱する、 メンバーシップ型でもジョブ型でもない「自営型」こそ、日本の失われた30年を取り戻し、日本が輝きを取り戻せるんだ、と…

これからは「自営型」で働く時代(その2)

太田肇教授の新著を読んで。 前回の投稿で、 今の日本が抱える諸問題 先進国の中で、日本が突出して「生産性」が低いこと 先進国の中で、日本がぶっちぎりで「エンゲージメント」が低いこと これを解決する唯一の処方箋は、 今までの「メンバ…

なぜ日本はエンゲージメントが低いのか?(その2)

会社は意外とエンゲージメント向上施策を行ってますが… 経団連の「2021年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査」によれば、企業の95.7%が、社員のエンゲージメントを高める施策を「実施している」「実施予定」「検討…

なぜ日本はエンゲージメントが低いのか?(その1)

日本企業は「やる気がない社員」が7割? 政府主導の「働き方改革」は副作用が多く、「働きやすく」なったけれど、必ずしも「働きがい」にはつながっていないのではないか?と前回投稿しました。 その象徴的な例が、日本の社員の「エンゲージメン…

「働き方改革」ではなく「働きがい改革」を!(その2)

間違いだらけの「働き方改革」の罠 前回、「働き方改革」の一丁目一番地である「生産性の向上」の重要性について投稿しました。 従業員さんが、腹落ちするまで丁寧な説明をせず、ただ 「残業するな!早く帰れ!」 「有休を、取り合えず5日取得…

「働き方改革」ではなく「働きがい改革」を!(その1)

間違いだらけの「働き方改革」の罠 政府が「働き方改革」に舵を切って早5年余り、一定の効果はありましたが、残念ながら「本質的な改革」には程遠いのでは?というのが私の実感です。 たしかに、長時間労働の見直しは進みました。 特別条項付き…