従業員のやる気をそいでいるのは、マネジャーのあなたでは?
(前回の続き)
前回の投稿で、経営者、マネージャーは、昭和の常識を忘れないといけないと書きました。
あたり前ですが、自分と他人は違うんです。
ましてや、世代が違えばなおさらです。
さて話が変わりますが、御社のミーティングです。
活発に意見が交わされてますか?
お通夜になっていませんか?
社長もしくはマネージャーの独演会になっていませんか?
仕事柄、次のような相談を受けることが多いです。
「うちの会社(チーム)は、ミーティングで意見が出なくてね~
やる気が感じられないんだよ~
どうしたらいい?」
そこで、ミーティングに参加させていただくと、いくつか共通点があります。
誰かが意見を言ったとき、多くは否定から入っています。
「くだらないことを言うんじゃないよ!他には!」
これでは、怖くて意見など言えません。
または、意見を言った従業員の負担だけが増えることも多いです。
「ほ~そんなことできるのか~?じゃあ、お前が責任もってやれよ!」
最悪です。
若手の従業員が、斬新な意見を言った場合
「前例がないから却下!」
たった一言で否定、やれやれ、、、
これでは、指示待ち人間が増えるばかりです。
話しやすい雰囲気があり
上下を問わず、助け合い
斬新な意見を言っても尊重され
常に新しいことに挑戦することを良しとする職場
でないと、活発な意見など出ませんよ。
心理的安全性は、流行り言葉ではありませんよ!
また誤解が多いですが、心理的安全性のある職場は「ゆるい職場」でもありません。
まずは、部下との信頼関係を作るところから始めて下さいね。