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日本の従業員が世界最低水準のエンゲージメントである理由(その2)

従業員のやる気をそいでいるのは、マネジャーのあなたでは?

(前回の続き)

前回の投稿で、経営者、マネージャーは、昭和の常識を忘れないといけないと書きました。

あたり前ですが、自分と他人は違うんです。

ましてや、世代が違えばなおさらです。

さて話が変わりますが、御社のミーティングです。

活発に意見が交わされてますか?

お通夜になっていませんか?

社長もしくはマネージャーの独演会になっていませんか?

仕事柄、次のような相談を受けることが多いです。

「うちの会社(チーム)は、ミーティングで意見が出なくてね~

やる気が感じられないんだよ~

どうしたらいい?」

そこで、ミーティングに参加させていただくと、いくつか共通点があります。

誰かが意見を言ったとき、多くは否定から入っています。

「くだらないことを言うんじゃないよ!他には!」

これでは、怖くて意見など言えません。

または、意見を言った従業員の負担だけが増えることも多いです。

「ほ~そんなことできるのか~?じゃあ、お前が責任もってやれよ!」

最悪です。

若手の従業員が、斬新な意見を言った場合

「前例がないから却下!」

たった一言で否定、やれやれ、、、

これでは、指示待ち人間が増えるばかりです。

話しやすい雰囲気があり

上下を問わず、助け合い

斬新な意見を言っても尊重され

常に新しいことに挑戦することを良しとする職場

でないと、活発な意見など出ませんよ。

心理的安全性は、流行り言葉ではありませんよ!

また誤解が多いですが、心理的安全性のある職場は「ゆるい職場」でもありません。

まずは、部下との信頼関係を作るところから始めて下さいね。