人的資本経営とエンゲージメントの関係性とは
(前回の続き)
これからの経営者は、人的資本経営をすべきだと投稿しました。
昨年あたりから、さかんに人的資本経営の必要性が叫ばれていますが、曖昧模糊として
中身がわからないままに使われている気がしますね。
かくいう私も、まだよくわかっていないかもしれませんが(笑)
今まで日本の多くの経営者は、人、つまり従業員にかける支出は、人件費、コストと考えてきました。
コストだから、出来るだけ安く抑えよう
極端な話、一部の不届きな経営者は、サービス残業を前提に?した経営をしてきたんではないでしょうか?
ところが、昨今の働き方改革により
従業員を、安く、長時間働かせることで成り立つ、労働集約型のビジネスモデルが出来にくくなりました。
実は、働き方改革の主たる目的は、他の先進国に比べて極端に低い「生産性」を上げることなんです。
では、生産性を上げるためには、どうしたらいいか?
DXの導入?
AIの導入?
ただ、それを使いこなすのは人であることを忘れていませんか?
人、つまり従業員の
やる気
エンゲージメント
が高くなければ、思ったような効果は得られないでしょう。
人件費はコストではなく、投資なのです。
人材育成のための、人事評価制度の導入・見直し
管理職研修、社員研修
リスキリングの支援 等々
従業員に投資しない会社は、これからのVUCAの時代を生き抜いていけないでしょう。