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ユニリーバさんの先進の働き方改革(その2)

なぜユニリーバさんの働き方改革は成功したのか?

多くの経営者が抱く疑問、

働く場所も、時間も自由にしたら統制が効かなくなりサボり放題で、逆に生産性が落ちるのではないか?

そうですね、以前8月3日、8月8日に投稿した通り、間違った働き方改革がまかり通っていることを目の当たりにすれば仕方ないかもしれません。

まず前提として、自立した「大人の集団」であることが必要でしょうし、

また、信賞必罰の、公平でなく公正な「人事評価制度」があることも必須でしょう。

ただ、興味深いのは、ユニリーバさんの働き方改革実施後のアンケート結果です。

毎日にポジティブな変化がある 67.8%

労働時間が短くなった 24.6%

労働時間が長くなった 4.9%

新しい働き方で、毎日が「良くなった」 66.8%

具体的には、

病院・通院・家の用事や子供の学校のイベントに、有給休暇や半日休暇を使わずに時間をとることが出来た

つまり、有休は、やらなければならない「用事」ではなく、本当は旅行や趣味のようなポジティブな使い方がしたかったのですね。

導入前と比べ「生産性」が上がった 71.6%

生産性が下がった、と答えた人の理由は、

声をかけたいときにいないから、コミュニケーションがとりにくくなった

これは、管理職の方の意見でしょうね。五月雨式にその都度話しかけられたら、部下はたまったもんじゃありません!却下!(笑)

あとは、社外からスカイプがつながりにくい システム上の問題ですね。

また、通勤ラッシュの回避も、ストレス軽減とともに家族と過ごす時間が増えて好評のようです。

いかがでしょうか?

アクションする前に、出来ない理由を考えていませんか?

もし自前で「働き方改革」出来ないなとお思いでしたら、当事務所までお問合せ下さいね。