今年の振り返りと、来年以降の展望など考えてみました。(国際編)
まだ今年は3日ありますので、少し気が早いですが(笑)
皆様にとって、今年はどんな年でしたか?
ワールドワイドに見ると、動乱の一年でしたね。
世界的なインフレにより庶民の生活は苦しく、その不満からどの国も与党が大敗しました。
変わって、特にヨーロッパでは極右政党が台頭してきています。
特にドイツが心配な状況で、極右政党が第1党になれば、ユーロを離脱すると公言しています。
イギリスに続いてドイツまで離脱となれば、ユーロが暴落してえらいことになりそうです。
また地政学リスクに翻弄された一年でもありましたね。
ロシアによるウクライナ侵攻は2年目に突入し、なんとロシアに北朝鮮兵が加わるというとんでもないことに。
世界の火薬庫の中東も、まさかのハマスのイスラエルへの奇襲により一気に流動化。
イスラエルはここぞとばかりに、イランが後ろ盾のハマスとヒズボラをせん滅しそうな勢いで、一時イランと一触即発の事態に。
そのあおりを受けて、シリアのアサド政権が崩壊し、アルカイダが前身のHTSを中心とする無政府状態になりました。
第5次中東戦争の可能性も出てきましたね。
そうなれば、原油の8割以上を中東に依存している日本はえらいことになります。
中国はいわゆる「ひとつの中国」思想により、台湾は中国の領土だと公言する相変わらずの「ならず者国家」ぶり。
南シナ海と合わせて、火種がくすぶっています。
日本の体たらくは、コメントする気も起りません。
こんな風に書いてくると、何だか恐ろしくなってきました。
資産運用は、そろそろ手じまいして、キャッシュポジションを高めた方がいいかもですね。
以上、国際政治学者の大隈がレポートしました(笑)