リーダーシップを誤解してませんか?
リーダーシップと聞いて、どんな人を思い浮かべますか?
歴史上の人物でいうと、織田信長のような、絶対的なカリスマ性のあるトップダウンの感じでしょうか?
ただ最近は、このタイプのリーダーは好まれなくなりました。
四の五の言わずに俺に従え!では、メンバーのやる気をそぐばかりか、指示待ち人間を増やすだけです。
過去の経験則から未来が推し量れる時代ならいざ知らず、今や予測が難しいVUCAの時代です。
たった一人の判断に、すべてを委ねるなんて恐ろしすぎますね。
そこで、最近理想とされてきているのは「サーバント・リーダーシップ」です。
あたかも召使のように、メンバーを支援するリーダー像です。
ああせい、こうせいと言うのでなく
「あなたは、どうしたいの?何か困ったことはないかな?」
みたいなスタイルです。
ただ、このスタイルは、リーダーに高度のコーチングスキルを要求するので、なかなかに難しいですね。
また、複雑化して多様化している昨今において、たった一人で全てをカバーするのは至難の業です。
そう、両方のリーダーシップとも、リーダーひとりの力量次第であることが問題ですね。
ということで、最近脚光を浴びてきているのが「シェアド・リーダーシップ」です。
(次回に続く)