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御社は、本当にパーパス経営をしていますか?(その2)

人的資本経営の強化が重要です!

では、トヨタやSOMPOグループの不祥事から、何を学ぶべきでしょうか?

不祥事を起こした企業に共通しているのは

「ものを言いにくい組織風土」があった、ということです。

そんな短期の工程の納品達成は無理だ

それは、コンプライアンス違反ではないか?

たぶん多くの従業員が感じていたと思います。

ただ、残念なことに、そのような声をあげることはなかったか、声を上げてももみ消されたのでしょう。

なぜか?

勇気を出して声をあげると、自分が不利益を受けるというリスクがあると思ったからでしょう。

いくら内部統制やガバナンス体制を整備しても、これでは正常に機能しません。

「ものを言いにくい組織風土」がある限り難しいのです。

では、どうしたらいいのか?

まず、日ごろからのコミュニケーション量を増やすことです。

そのためには、心理的安全性を担保しないといけません。

また、企業理念を浸透させることにより、どう行動するか迷った際の判断基準を明確化しないといけません。

パーパスは、会社の飾りではありません。

会社は、何のために存在するのか?

使命は何か?

その内容に反したことに接したときは、たとえ上司、役員であってもモノ言える職場環境が大事です。

御社のパーパスは、従業員の皆さんに浸透して、腹落ちしてますか?