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部下を成長させるコミュニケーションとは?(その3)

フィードバックしてますか?

前回、上司の方は、定期的な1on1で部下とのコミュニケーションをとり、成長を支援しましょうと投稿しました。

最近、人事評価制度の構築のお仕事をいただく機会が増えておりますが、せっかく導入しても上手くいかなかったことがあるとのお悩みを聞くことがあります。

お話を聞くと、その大きな原因は、まさに部下とコミュニケーション不足にあるように思えてなりません。

人事評価制度を導入している事業所は、年1回ないし2回の評価結果を伝える面談を行いますが、なんとその時まで全く「フィードバック」をしていないことが多いのです!

驚きです。

ご自分が部下の立場で考えて下さい。

毎日顔を合わせているのに、期待した行動が行われていない、違う方向の行動しているとの指導することなしに、年1回ないし2回の面談に、「はい、あなたの評価はCだよ。」

これでは、部下の上司に対する不信、不満が高まるだけで、やる気をなくしてしまいます。

週1回、短時間でもいいからコミュニケーションをとり(1on1)、部下から上司に気軽に相談できるような「信頼関係」を作ったうえで、月1回の評価面談(フィードバック)を行い部下の成長を促しましょう。

上司と部下で途中経過を振り返り、軌道修正を行い、正しい行動に導けば、評価面談時には事業所にとっても部下の方にとっても満足できる場となるはずです。

では「フィードバック」とは何か?については、次回にご説明いたします。