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間違った「働き方改革」してませんか?(その2)

実は、最初から危惧されていました!

「働き方改革」の有効な手段の一つとしてもてはやされていますが、実は私は懐疑的でした。

在宅勤務制度、いわゆるテレワークです。

育児や介護など家庭の事情で、時間的な制限がある方にとってまさに救世主といえる制度ですが、あまりに性善説によると悲惨なことになる可能性大です。

これもまた日経ビジネスで紹介されていた事例です。

「トラックボール回し」が仕事事件!

ウエブサイトに届く顧客からの商品に関する問い合わせをメールで答えることが業務の社員が、在宅勤務を多用していましたが、1時間あたりの返信率が落ち込んだ。この会社では遠隔管理システムを導入し、社内基幹システムに接続しているか、実際にPCを動かしているかリアルタイムにわかるようになっていました。

ところがこの社員、なんと仕事をせずマウスを5分おきに動かしていただけで、ついにはマウスを動かすと手首、肘が疲れるのでトラックボールをつなぎ動かしていたというのです。

酷いですね…

せっかくいい制度を導入しても、日々の成果物の確認を怠るとこんなことになってしまうことがありますので、運用面には細心のご注意を!