本末転倒としか思えません。

「働き方改革」の必要性が浸透し、事業所ごとに様々な取り組みがなされていますが、弊害が出てきているようです。

日経ビジネスに紹介されていた事例を紹介いたします。

「ここは居酒屋かよ！」事件

この例は定時退社時間に退社するために、午後4時になると、経理や出荷部門から「今日やるべき仕事があるなら提出してほしい」と居酒屋ばりに「ラストオーダー」を取るようにとなり、その時間に発注を間に合わせるため帰社時間が早まり、営業部門の訪問件数が減り業績が落ちているというもの。

確かに営業会社の場合、事務部門が営業に振り回されることが多いですが、行き過ぎると本末転倒な結果となります。

顧客の緊急の注文があった場合にも、「ラストオーダー時間を過ぎているので明日となります」では顧客は離れてしまいます。

外出先から発注できるようなシステムを構築するなり、対策をすべきですね。

間違った「働き方改革」をしていませんか？