人手不足対策としても有効ですね。
日経ビジネスに、ある旅館が週休三日を導入して人材を確保し、生産性も上がったとの記事がありました。
宿泊業は、労働集約型企業の典型で人手不足に苦しんでおり、建設業と並んで人手不足倒産が多い業種です。
そこでこの旅館は、2019年から週休3日を導入することにより、離職率が劇的に下がり、採用もやりやすくなったとのこと。
言うは易し行うは難し
なかなか勇気のある決断ですが、火水木を休館日とし、客室数も削減したそうです。
当然売り上げは下がりますが、検証の結果、火水木の客数はそれほど多くなく軽微な影響にとどまると判断して決断したそうです。
ところが、週休三日にすることによりシフトが組みやすくなり
業務分担制からマルチタスク化することにより業務効率がアップすることに成功したそうです。
この記事を読んで思い出したのは、ファミレス大手のロイヤルホストが、24時間営業を止め、店休日を導入したことにより同様の成功をしたことです。
私たち日本人は、手厚いサービスをタダで受けられることに慣れ過ぎているかもしれません。
人手不足に嘆くだけでなく、そろそろ抜本的な攻めの対策が必要ですね!