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名作「白い巨塔」を見て思うことNEW!

不朽の名作と思います!

毎度おなじみ、徒然なるままに昔の名作ドラマを見てみましたシリーズ(笑)

今回は「白い巨塔」です。

私は、故山崎豊子さんの作品が大好きですが、「不毛地帯」、「華麗なる一族」を押さえて一番感動したのが「白い巨塔」。

最初観たときの感想は

なんて財前教授は、傲慢でひどい奴なんだ

里見助教授は、これぞ医師の鏡だ

でしたが、観るたびにだんだん変わってきました。

財前教授に、人間の業の深さを感じるとともに、人間臭さを感じてしまうんです。

相田みつをさんじゃありませんが、人間だもの、と思ってしまいます。

そして、二人とも医療を通じて一人でも多くの命を助けたいという思い(ミッション)は変わらなかったが、そのアプローチ方法(ビジョン)が違っていただけじゃないか、と。

財前教授は、確かに権力欲が強い男でしたが、人の上に立ち権力を持たないと旧態依然とした大学病院の体質を変えられない、という価値観(バリュー)の相違があっただけではないか?

医療過誤か否かの判断の難しさ等、色々とまた考えさせられました。

皆様は、どんな感想をお持ちでしょうか?