実に深い内容ですね!
良い人材を採りたい。
どの経営者の方も、そう思うと思います。
ただ、残念ながらいわゆる即戦力の人材は、中小零細企業に入ってくれるのは稀です。
働き手不足の現状では、なおさらです。
そこで思い出すのが、稲盛さんの成功方程式。
考え方×熱意×能力を高めれば、必ず成功するというものです。
大企業のように能力の高い社員が少なくとも、「熱意」をもって働く集団となれば、「能力」はあるが「熱意」の低い者には勝てる。
そしてさらに重要なのが「考え方」です。
「熱意」と「能力」は、0~100ですが
「考え方」は-100~100であると、稲盛さんは指摘されました。
仕事に夢をもって、今日より明日、明日より明後日、少しでも成長しようという人と
生活するため、いやいや働く人とは大きな差が出るということです。
たとえ「能力」があっても「考え方」がマイナスなら、マイナスつまり「お荷物」になってしまいます。
稲盛さんは、早くから「人的資本」の考えをお持ちでした。
こんな時代だからこそ、成功方程式の意味するものを噛みしめていきたいものですね!