今年はどんな年になるでしょうか?
そんなことわかったら、だれも苦労しないよ!
はい、おっしゃる通りです(笑)
ただ、そうかと言って手をこまねいていては、一気に取り残される1年になる気がします。
ついちょっと前に、AIの進化により人間の仕事の約半分が取って代わられる、というレポートが出て震撼させられました。
その割には、あまり変わってない気がしますが、、、実は大きく変わってきています。
自分の仕事で言いますと
私は、コロナ禍の数年前から、社労士の主な業務の
雇用保険、社会保険の手続き業務
給与計算
助成金の代行申請
労務相談業務
は、AIに取って代わられるなと思い、いわゆる3号業務(コンサル業務)に注力してきました。
もうすでにHR系のスタートアップ企業に、勤怠管理と手続き業務、給与計算は取って代わられつつあったからです。
一昨年のChatGPTの登場により更に進み、簡易な労務相談については、開業したての社労士レベルの回答が瞬時に出るようになりました。
これらの業務依頼は、なくなることはないでしょうが、安く買いたたかれるのは必定でしょう。
かと言って、同じく社労士の固有の業務である就業規則の作成業務は、そうはならないでしょう。
ひな型的なものは安く手に入りますが、企業の経営理念、経営者の思いなどを反映した就業規則の作成は、AIには無理です。
業務の2極分化が進むでしょうね。
最近お手伝いすることが増えている、パーパス・経営理念の構築、人事評価制度の構築・運用支援、管理職・社員研修、後継ぎ経営者の研修などは、今後も取って代わられることはないでしょう。
御社固有の伝統、カルチャー、組織風土など、AIにあれこれ言われたくないでしょう?
理解も出来ないでしょうしね(笑)
どんなにAIが進んでも、人間固有の仕事はなくなりません。
弊事務所は、皆様のお役に立てるよう、今年もバージョンアップして参ります。
今年も宜しくお願い致します。