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部下が言ったとおりに動いてくれない、その原因は?(その1)

その原因は、あなたにあるかもしれません。

最近、管理職研修の講師をさせていただくことが多くなっていますが、

その際一番多くご相談いただくのが、これです。

「部下が言ったとおりに動かないんですよ~困ったものですわ~」

ちょっと待って下さい!

本当に、部下だけが悪いのですか?

「伝える」と「伝わる」は、全く違います。

あなたは「伝えた」つもりでも、部下の頭の中には、たくさんのクエスチョンマークが出ているのです。

つまり、伝わってません。

「なる早で、よろしく。」

「ちゃんとやれよ。」などなど、不明確な依頼になっていませんか?

そう言うと、「いや、普通わかるでしょ~」「わかったな?と聞きました」とお決まりの反応がありますが、、、

あなたの「普通」と、他人の「普通」は違うんです!

ましてや、世代が離れていれば尚更です。

その前に、「これこれ、しかじかについて、わかりません。」と、部下があなたに安心して言えるだけの「信頼関係」を築けていますか?

「信頼関係」ができるためには、地道な日頃の積み重ねが必要です。

ちょっとしたことですが、朝の挨拶できていますか?

部下からされるのが当たり前、部下がしないなら、こちらから意地でもしない、なんて変なプライド持ってませんよね?

されたときも、「おう」と顎をしゃくるだけ、まさか無反応、なんてしてませんよね?

明るく元気に、あなたから挨拶しましょう。

何事も「率先垂範」です。

「心理的安全性」のある職場づくりをするのが、管理職の務めですよ!