その原因は、あなたにあるかもしれません。
最近、管理職研修の講師をさせていただくことが多くなっていますが、
その際一番多くご相談いただくのが、これです。
「部下が言ったとおりに動かないんですよ~困ったものですわ~」
ちょっと待って下さい!
本当に、部下だけが悪いのですか?
「伝える」と「伝わる」は、全く違います。
あなたは「伝えた」つもりでも、部下の頭の中には、たくさんのクエスチョンマークが出ているのです。
つまり、伝わってません。
「なる早で、よろしく。」
「ちゃんとやれよ。」などなど、不明確な依頼になっていませんか?
そう言うと、「いや、普通わかるでしょ~」「わかったな?と聞きました」とお決まりの反応がありますが、、、
あなたの「普通」と、他人の「普通」は違うんです!
ましてや、世代が離れていれば尚更です。
その前に、「これこれ、しかじかについて、わかりません。」と、部下があなたに安心して言えるだけの「信頼関係」を築けていますか?
「信頼関係」ができるためには、地道な日頃の積み重ねが必要です。
ちょっとしたことですが、朝の挨拶できていますか?
部下からされるのが当たり前、部下がしないなら、こちらから意地でもしない、なんて変なプライド持ってませんよね?
されたときも、「おう」と顎をしゃくるだけ、まさか無反応、なんてしてませんよね?
明るく元気に、あなたから挨拶しましょう。
何事も「率先垂範」です。
「心理的安全性」のある職場づくりをするのが、管理職の務めですよ!