これぞ究極のジョブ型雇用かも?
今年は期せずして、日米ともに次の国家の命運を託すリーダーを選ぶセレモニーが重なります。
アメリカは、あの暗殺未遂事件などもあり「ほぼトラ」「確トラ」でしたが、バイデン大統領の選挙戦撤退の大どんでん返しにより、民主党のハリス副大統領の優勢に変わりました。
最後まで予断を許さない展開です。
さて日本も、電撃的な岸田総理の総裁選不出馬宣言により、がぜん盛り上がってきました。
今回の総裁選は、麻生派を除いて派閥が解散しており派閥の力学が機能しない総裁選ということで、立候補者候補が11人という異例の展開です。
党のイメージの一新の流れもあり、40歳代の候補が二人、女性候補も三人。
いわゆる万年候補のベテラン議員が苦戦しています。
いい流れになりつつあるかもしれませんね。
ぜひ、政策論議を尽くして、新しい日本のビジョンを示してもらいたいものです。
さて、職業病かもしれませんが、私は違った観点で総裁選を見ています。
次の自民党総裁、総理大臣は、これから日本の進むべき明確なパーパス、ビジョンを構築できて、わかりやすく国民に発信できる、リーダーシップをもった人になって欲しいものです。
リーダーシップと言っても、カリスマ型のそれではなくサーバントリーダーシップの方ですが。
総理総裁は確かに「偉い人」かもしれませんが、その「役割」を担う人と言った方がいいのかもしれません。
各々の得意分野・専門分野のプロを適材適所に配置し、ワンチームの組閣が出来る人、権限移譲出来て支援できる人。
何だか、会社の人事評価制度を思い起こしてしまう私は、やはり職業病ですね(笑)