気付けば2兆円企業、知られざる超優良企業の凄み!
今年読んだいわゆる企業本では「ユニクロ」と並ぶ、興味深い一冊でした。
「進撃のドンキ」です。
正直に言うと、私はたぶん7年前ぐらいに立ち寄ったきりで、通算でもほとんど行ったことがありません。
私の中のイメージとしては、未だに「ヤンキーの殿堂」(失礼)
ところが小売りにおいては、今や、セブン、イオン、ドンキの三強時代!
あのニトリもなしえなかった36期増収増益を継続中の2兆円企業に!
不振の長崎屋、ユニーをグループに取り込み見事に立て直し、生鮮食品のノウハウも得て、ディスカウントストアだけでなく食品スーパーとしても躍進。
その原動力は、徹底した
経営理念、パーパスの浸透
人材育成と、権限移譲
実力主義
です。
それと特筆すべきは、創業者の安田さんは、絶頂期の2015年にスパッとドンキの経営から退きシンガポールに移住
なかなか出来ることではありません。
今度は、ドンキと全く違うコンセプトの「ドンドンドンキ」を海外で展開、「真の日本食」を広めて国益にも大きく貢献
まさに天晴な稀代の経営者!
いろいろと、組織開発のコンサルにも生かせる内容満載でした。
お勧めです。