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研修講師冥利に尽きる出来事がありました!

いい循環が広がればいいですね。

先日、ある企業様で研修講師をしていた時の実話です。

研修終了後、ある若手社員さんが、私のところにやって来て

「先生の言うとおりにしたら、いいことありました!」

「・・・?」

近頃の若者は、話を端折りますので説明を加えますと(笑)

以前、「働きがいのある職場」について話していると、その社員さんが

「先生、そうは言っても、コピー取りとかばかりじゃ、働きがいなんて無理でしょ。」

そこで私は

「どんな仕事も、必ず意味がある。

まず、その「仕事の目的」を考えましょう。

その上で、頼んできた人の顔を思い浮かべて、

どうしたら、その方が仕事がし易いか

どうしたら喜ばれるのか

工夫すれば、楽しくなると思いませんか?」

みたいなことを話したんです。

そうすると、その社員さん「ほんとかよ~」みたいな顔をしていましたが

それから、どんな簡単な仕事でも、いろいろ工夫してみたそうです。

すると先日、彼の上司から

「Aさん、ありがとう。あなたの資料、わかりやすくて助かった。」

と、感謝され、それが嬉しかったと私に報告してくれたんです!

いや~嬉しかったですね、私も。

いわゆる「ジョブクラフティング」です。

実は、この話には裏話があって、その上司の方にも管理職研修を私がしていて

「どんなことでも、メンバーの方がしてくれたなら

ありがとう、と感謝の言葉をかけましょう。」

と話していたんです。

こんな小さな積み重ねが、働きがいのある、活気ある職場に繋がります。

関西のお笑い界の大御所の方じゃありませんが

「小さなことから、こつこつと」

大事ですね!