そもそも単純な世代区分による対応は、有効でしょうか?
「最近の若い者は、、、」
いつの時代も、言い続けられてきましたが、今後も言われ続けるでしょうね。
X世代、Y世代、ミレニアム世代、Z世代、、、
ついにはアルファベットに次の文字がないので、その次はα世代だそうです。
やれやれ(笑)
新人類、就職氷河期世代、ゆとり世代なんてもいわれましたね。
さて最近、経営者やマネージャーの皆様からのご相談(愚痴?)で多いのは
「Z世代の考えていることが、わからない」
です。
それに対する私の答えは
「そらそうでしょ、Z世代って言ったって、ひとくくりにできないんだから。」
です。
「Z世代は、これまでの世代にない独自の価値観を持っている。
まずは、それを把握しなくては。」
気持ちは、痛いほどわかります。
でも、個人的に思うには
Z世代の価値観は、著しく「二極化」していて
「最近の若者はこうだから、こう育成しよう」
というような単純なアプローチは、もはや効果が乏しいのでは、と思うんです。
一人ひとりと、地道にコミュニケーションをとり続け(ストローク)
機を逃さずフィードバックし
信頼関係を築く
一人ひとりと真剣に向き合い、個々の価値観や「やりがい」を理解しようと努力するしかないのではないでしょうか。
(次回に続く)