太田肇教授の新著を読んで。
(前回の続き)
詳しくは、太田教授の新著を読んでいただきたいのですが
教授が提唱する、
メンバーシップ型でもジョブ型でもない「自営型」こそ、日本の失われた30年を取り戻し、日本が輝きを取り戻せるんだ、というご提唱、希望に満ち溢れていてワクワクします。
教授は、
組織に属しているか否かにかかわらず、半ば自営業のようにある程度まとまった仕事を一人でこなす働き方を「自営型」と定義されています。
20年ほど前、UNIQLOの柳井さんが著書の「1勝9敗」で、
これからの会社員は、サラリーマン(社畜)ではなく、一人ひとり独立した商売人の感覚を持たないといけない、というような主張をされていたのを思い出しました。
そして日本は、先進国のみならず、ほとんどの国よりエンゲージメントの低いダメダメな国だ、という大方の論調に、本当にそうなのか?と、異論を唱えられています。
日本人のエンゲージメントが低いのは企業等に雇用されている労働者であって、同じ日本人でもフリーランスのエンゲージメントは、諸外国と比べてもかなり高いのである、と。
起業家、士業(サムライ業)、フリーランスなどなど
少なくとも、私の周りの同業者や経営者たちは、モチベーションが高く、長時間労働も厭わず、嬉々として働いています。
もちろん自分自身が、であって、従業員にそれを強いてはいませんよ、たぶん(笑)
(次回に続く)