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なぜ日本はエンゲージメントが低いのか?(その1)

日本企業は「やる気がない社員」が7割?

政府主導の「働き方改革」は副作用が多く、「働きやすく」なったけれど、必ずしも「働きがい」にはつながっていないのではないか?と前回投稿しました。

その象徴的な例が、日本の社員の「エンゲージメント」の低さです。

エンゲージメントとは、「組織や職務の関係性に基づく自主的貢献意欲」と一般的に定義されます。

要は、「仕事への熱意の度合い」のことです。

米ギャラップ社が、世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が、なんと6%しかいないそうです。

たった6%ですよ!

ちなみにアメリカは32%だったそうです。

調査した139か国中132位と最下位クラス…酷すぎです(泣)

さらに、企業内に諸問題を生むであろう、周囲に不満をまき散らしている無気力社員の割合は24%!

「やる気のない社員」は、驚異の70%!!!

勤勉な国民性と言われたニッポンは、もはや忘却の彼方なのでしょうか?

そうではないはずです。

(次回に続く)