ビジョンなくして経営は出来ないのでは?
前回の投稿で経営理念について書きました。
経営理念とは、会社の存在意義・使命を指し、ある意味抽象的なものです。
ですから、会社の経営においては、もっと具体的な目標がいるのです。
それがビジョンです。ビジョンとは、会社の中長期(3~5年)の進むべき方向・あるべき姿です。いわば、経営理念が目的であり、ビジョンは目標の関係にあります。
では、ビジョンを掲げればいいのかと言えば、それでは意味がありません。
つまりビジョンは、全従業員に浸透し、腹落ちしていないと意味がありません。
個人のビジョンと、組織のビジョンは完全に一致することはありませんが、まったく交わらないと困ります。
それでは、学級崩壊状態ですから…
そう、会社と従業員のベクトルを合わせるというか、方向性を合わせないといけないのです。
では、それは誰がやるのでしょうか?
経営者が、事あるごとに従業員に語り掛け、役員・管理職もビジョンに沿った指導をしていかないといけません。
御社のビジョンは、一方通行になっていませんか?