コロナ問題が、働き方改革を進める?
皆様、こんにちは!
人事・採用コンサルタントの大隈です。
新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年は世界的に試練の年となりました。
また、2021年卒の就活戦線も混沌とした状態に陥っているようです。
まさに、就活戦線異常あり!です。
採用広報活動の解禁日である3月1日を直前にコロナショックが襲い、右往左往する就活生みたいに思いがちですが…
実は、そうでもないようです。
ディスコの「3月1日時点の就職活動調査キャリタス就活2021学生モニター調査結果」によると
なんと、3月1日の時点で既に内定を勝ち取った学生は、全体の15.9%にも上るそうです。
おそらく優秀な(目端の利く?)学生は、短期・長期のインターンを通じ、早期に内定を取っていたと思われます。
この時期の就職情報会社が主催する合同企業説明会は、既に第1志望に落ちた学生や出遅れ組に対するものになっているのです。
ですから、この時期内定をゲットしてない学生は、この時期の合同説明会が中止になることは大きなダメージですね。
ただ、今までと違った面接が急速に根付きつつあります。
コロナウイルスの罹患を防ぐため、大企業を中心に「ウェブ面接」が急速に広がっているのです。
これの流れは、企業にとっても学生にとってもウエルカムかもしれません。
企業にとっては、効率的に面接が展開出来るため残業時間が減っているようですし、
学生にとっても、特に地方在住者は時間的、経済的なハンデがなくなります。
思わぬ形で、ここでも働き方改革が進んでいるようですね。