これでは、経営者は二の足を踏むでしょう。
皆様、こんにちは!
人事・採用コンサルタントの大隈です。
先日の日経の記事によると、
人手不足、最低賃金の上昇により時給が上昇したにもかかわらず、パートタイム労働者の賃金が頭打ちになっているそうです。
背景には、「103万円の壁」や「106万円の壁」があると分析していました。
つまり、所得税負担が発生しないように、社会保険料の加入が義務付けられないように、賢く?働いているというわけです。
ただ、日経の記者さんは大手企業の方らしくというか、中小零細企業をわかっていないというか…
従業員501人以上の企業に勤務している方のことしか眼中にないようで(笑)
大部分の企業にお勤めの方は、従業員が500人以下の方なので「130万円の壁」でしょ、むしろ…
まあ、それはさておき
従業員さんの家庭の事情は様々ですから、赤の他人の私がとやかく言うことは出来ませんが、雇い主の経営者の気持ちも考える必要があります。
年末近くなって突然、くだんの「壁」を理由に休まれて
「シフトが回らなくて困る、何とかならないか?」
との、経営者からの悲痛な相談を受けたことことは、一度や二度ではありません。
これでは、いくら有能であっても責任ある仕事は任せられません!
政府は、いい加減税制を見直さないとダメですね。