知らず知らず「同質化」した職場になっていませんか?
心理的安全性の最後の因子は「新奇歓迎」です。
先日投稿した「挑戦」より、人に焦点を当てた因子です。
最近やっと、日本においても「多様性」が重要だ、女性活躍、シニアの活用、外国人の雇用、正規・非正規の雇用形態にとらわれず正当に評価しよう、など言われるようになってきました。
もうすでに労働人口が減ってきているので、まさに待ったなしなのですが、なかなか進んでないように思います。
なぜか?
日本は、長らく従業員を会社のカラーに染め、同質な集団の歯車や道具として一律に扱う「管理型マネジメント」を行ってきましたので、未だに「同調圧力」が強いのです。
出る杭は打たれる、なんてことわざがあるぐらいですからね。
しかし、このVUCAの時代に組織としての競争力を持つためには、同質性を前提としたマネジメントでは、もはや無理でしょう。
従業員の多様性を活かした個々の才能を掛け算し、組織のビジョンや価値観を推進していくために必要なのが「新奇歓迎」因子です。
御社は、役割に応じて、強みや個性を個性を発揮することを歓迎出来る職場ですか?
常識に囚われず、様々な視点やものの見方を歓迎していますか?
目立つことは、組織においてリスクでないと思えますか?