鎌倉時代は権謀術数の世の中でしたね。
実は私、無類の大河ドラマ好きです。
特に「鎌倉殿の13人」が大好きで、Blu-rayを買ってしまったほどです(笑)
三谷幸喜さんの脚本作品は、実に面白いですね。
さて、徒然なるままに再度見直して思うこと。
第一に、部下を将棋の駒のように使い、信用していないと、手痛いしっぺ返しを食うということ。
源頼朝は、大きすぎる力を持った御家人や兄弟を、容赦なく粛清しました。
源義経の悲劇は有名ですね。
頼朝が健在なときには、御家人の離反に何度もあいましたが、恐怖政治で何とか治まりました。ただ、息子、孫の代になると源氏の世はあっけなく滅びました。
今も昔も、信頼関係は大事です!
第二に、人間は組織を守るためには、鬼にも蛇にもならなければならないということ。
主人公の北条義時の人生は、実に波乱万丈でした。
人のいい、のんびりした次男坊が、どんどん冷徹無比な執権になるさまは、色々と考えさせられました。
第三に、悪妻の政治介入は世を危うくするということ(笑)
クレオパトラ、楊貴妃、執権北条時政の妻りくなどなど、古今東西に枚挙にいとまはありません。
本当に女性は怖いですね。
対照的に、北条政子は偉大でした。
後鳥羽上皇から、鎌倉に討伐軍を送られた絶体絶命の時の、御家人を鼓舞した有名な演説?は素晴らしかったです。
皆様は、あのドラマを見て、どんな感想を持たれましたか?