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坂の上の雲を見て思うこと

大好きな大河ドラマです。

明治の皆さんは、パワフルでしたね。

何度見ても、現代の我々が忘れてしまった「青雲の志」に感動します。

それに比べて、今の自分のちっちゃいことにがっかりします。

さて、それはさておき、印象深く心に残ったことがあります。

メンツと、サンクコスト効果の呪縛の怖さ

戦略、戦術の重要さです。

帝国陸軍は当初、敵の構えが鉄壁な正面突破を狙って、無謀な突撃を繰り返し死屍累々となりました。

銃弾にも事欠く中で、肉弾戦を行う目を覆う愚策ぶり。

押してもダメなら引いてみな、の教えはなかったのか?

早い時期から、帝国海軍の作戦参謀秋山真之は、背後の二百三高地の重要性を認識し陸軍に献策していたのですが、外部からの策を採用することを恥とするメンツから黙殺。

途中からこれでは駄目だ、と薄々気づきながら、今まで多数の死傷者を出してしまっているので引くに引けなかった。

まさに「サンクコスト効果」の呪縛としか言い様がありません。

翻って考えるに、現代の自分たちにも当てはまらないでしょうか?

今も昔も「戦略」、「戦術」は大事ですね!

 

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